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金はななめに誘え
金はななめに誘えとよく言われます。それは以下の理由によります。
金というのは本来、縦横に動く時にこそ、その動きは自然でありもっともよく働く駒です。その金がななめに働 とします。そうすると、一度ななめに出た金というのは元居た場所に戻るのに行きの倍の2手かかって しまうのです。そのために金はななめに誘えと言われるのです。
本来、金は縦横にまっすぐ働かせた時にその力を発揮します。その金がもっともよく働く時が金が真っす ぐ引いた手です。この金を引く手を働かせない様に、相手側としては金を斜めにおびきよせるわけです。
これは、例えば金の斜め前に歩をたらしたりすることにより、金を斜めに誘導することができるわけです。
そうすると、こちら側としては金が斜めに引き出されてしまったので、たとえ金を引く好手を出したとして もそれで金が元いた場所に戻れるわけではありません。そこからさらにもう一手横に金を動かさないと 金が元いた場所に戻れなくなるわけです。
このように斜めにおびき出された金は容易に元居た場所に戻 れるわけではありません。そのために、将棋の戦略として、金が斜め前におびき出されるような手を相手が打ってきた場合には、十分警戒する必要があるという訳です。
金は銀とは違い斜め後ろに後退することはできません。そのために相手側からすれば金 ななめに誘え、という訳です。この格言は以上のようなことを言っていると思われます。
カテゴリー:金銀の動かし方
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勝負の分かれ目は、相手との読みの勝負で勝ることが大事なポイントですが、全体を通しての大局観を持つことも重要です。
それぞれの展開において、駒組・手数を考え、戦いを優勢に進めていきましょう。勝負の全体像を考える事は、人の一生の行き方に相通じるものだと私は思います。
